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FX簡単手法!ラインだけでトレードしよう!!

お疲れ様です。波乗り道場生のほりんです。

今回はお手軽なトレード方法をご紹介する記事になっております。

というのもFXを始めてまだまだ勝率が安定しない、資金が増えていかないという初心者や中級者の人が多いのがFXの世界ですよね。(かく言う僕もまだまだ目に見えて成果が出ていないのですが…)

そのような人のために相場の原理原則に乗っ取ってトレードができないかなと色々と僕なりに勉強してきたことを本記事で述べていこうと思います。

しかも今回紹介する方法は波乗り道場で指導されている相場理解に通じる面を多分に含んでいます。

また今日エントリーしたら今日中にポジションを閉じるデイトレードとも非常に相性が良い考え方となっていますので是非参考にしてみてください。

前日の値動きを元に水平線をひこう!

ということでさっそく本記事の手法の根幹であるライン引きについて解説していきます。

まずは一時間足で前日の高値と安値に水平線を引いてください。

これは誰にでもできるくらい簡単な作業ですよね。

大前提として前日の高値と安値は今日の値動きの中で非常に意識される価格となります。

前日の高値を抜けるのか、安値を抜けるのかというのを相場参加者はとても気にしながら相場を監視しています。

また相場状況によって高値の上、安値の下には多くの損切がたまっているケースがあるので、抜けると大きく動くわけです。

続いてラインを引いてもらうポイントはトレンドが見える場合すなわち「N」の形が直近で見えるなら、その起点となる高値か安値にラインを引きます。

今回は上昇トレンドなので最安値に一本、そして切り返した高値にもう一本ラインを引きます。

これで四本のラインを引くことができました。

高安の二本のラインはどなたでも絶対に引くことができると思いますが、直近のトレンドから判断する残りの二本のラインについては少し慣れが必要かもしれません。

この直近トレンドの判断については過去に僕が書いたダウ理論やエリオット波動の記事がありますのでそちらを参考にしてみていただくと、より理解が進むかもしれません。

あと相場環境によっては直近トレンドが出ていない可能性があり、その時は前日の高安のみしかラインが引けない場合もあります。

四本ラインの見方と使い方

これらのラインの見方と使い方ですが、まず十五分足に切り替えてください。

そして真ん中の二本は押し目、戻り目の候補となるゾーンなので僕はミドルゾーンと呼んでいます。

またミドルゾーンより上は買い場、下は売り場という見方をします。

いずれにしてもミドルゾーンの二本のライン付近でどのような値動きをするのかしっかりと見る必要があります。

上の画像の場合はミドルゾーンの上ラインぴったりに価格がタッチ、しかも綺麗なトレンドラインまで引くことができます。

このミドルゾーンの上ラインは直近のトレンドの切り返した高値のラインであり、すなわちネックラインであり理想的な反発ポイントです。

ネックラインの上でトレンドライン抜けをした、今回のようなパターンはまさに鉄板。ほぼ聖杯に近いエントリーパターンではないかと個人的には思います。

そして損切位置と利確位置ですが、ほぼ完璧なエントリーポイントとは打って変わって利確位置の決定が少し難しい相場環境です。

というのも上昇トレンドの起点となるスイングが伸びきるまでのエネルギーをほぼほぼ食い尽くした「出がらし」相場だったからです。

フィボナッチリトレースメントを起点のスイングに裏当てすると分かるのですが、下の画像の矢印始点がエントリーポイントで、利確位置までの距離と適正損切位置までの距離の比率が明らかに損切の方が勝っておりリスクリワードが悪くなるのでミドルゾーンの上ライン少し下に損切を置いて161.8%まで引っ張りリスクリワードを良くする必要があります。

ただし当然ですが直近安値に損切りを設定するトレードに比べて勝率が低くなることは明白です。

ちなみにこの相場ではスムーズに上昇していきました。

もう一つ別環境のチャートでやってみようと思います。

上の画像のような相場では高値と安値は引けてもトレンドが発生していないので、今回は高安に二本だけ引くこととします。

そしてお気づきの方も多いと思いますが、これは要するにレンジ相場ですよね。

このようにレンジでは二本しか引けないことが非常に多いです。

となりますと頼れるラインが上下の二本しかないので少し心細いですが、ラインを引いたとき直ぐに気づくことが一つあると思います。

下のラインに四から五回ほどタッチもしくは突き刺さって反発しているということです。

反対に上側のラインには昨日の高値しかありません。ということは下ラインの方が意識されているということが分かります。

また意識されているとは言っても一生ラインの上で反発し続けるという訳ではなくいつかは抜けていくことになります。

そして反発した回数が多いほど次にラインに触れてきたときには抜けやすく、しかも抜けた方向へ大きく伸びていく可能性も高くなります。

今回の場合も五回目にして下方向へ抜けて伸びていきました。この場合のエントリーはライン抜けした十五分足の陰線確定で入れます。

そして損切位置はダブルトップをつけた高値の上に置き、利確はラインを引いた高値と安値の値幅分です。

一対一程度のトレードではありますが上位足的には逆張りトレードになるので欲張ることは厳禁です。

おわりに

という訳で今回は前日の高安に加え、それ以前の値動きの起点にラインを引いてトレードを行う方法について紹介してきました。非常にシンプルな方法で誰でもデイトレードが可能です。

もちろんトレンドを判断する力と、適切な損切利確位置の設定などの周辺知識は必要ですので僕が以前に書いた記事と合わせて参考にしていただきたいと思います。

また、より効率よくFXを学びたいとお考えの方はぜひ道場へ入門することをお勧めいたします。