波乗り道場【公式】ホームページもチェック!

FX初心者は通貨ペアの強弱を見てトレードチャンスを見極めよう!

お疲れ様です。波乗り道場生のほりんです。

今回は通貨の強弱の話しをします。

皆さんはFXで取引するとき、いくつの通貨ペアを同時に監視していますでしょうか。

人によってさまざまだと思うのですが、一通貨の人もいれば十通貨、二十通貨とたくさんの通貨を監視している人もいますよね。

そして初心者やまだ勝てていない人にとっては、一通貨をひたすら監視するのが正解なのか、はたまた同時に複数通貨を見てチャンスがあれば、あれもこれもと取引するのが良いのかと迷っているのではないでしょうか。

そこで本記事では複数通貨を同時に監視せずとも、トレードチャンスの可能性が高い通貨を見つける方法として「通貨の強弱」を解説します。

初心者にオススメなのはドルストレート

まず初心者や勝てていない人が取引するべき通貨についてですが、結論はドルストレートです。

それはなぜなのか理由は明白で、テクニカル分析でトレードする場合は取引量が多い通貨を選ぶべきだからです。

ちなみに世界でもっとも取引量が多い通貨がユーロドルで、テクニカル分析が特に効くと言われています。

逆に取引量が少ない通貨で、例をあげるとトルコリラやコリアウォンなど、ここまでマイナー通貨でなくともスイスフランといったマイナー通貨の中でも比較的取引量がある通貨であっても、ちょっとした経済的イベントや要人発言、世界動向で値動きが乱高下して全くテクニカルが通用しないことがとても多いです。

そのため初心者や勝てていない人はテクニカルが効きやすいドルストレート一択と断言しても良いと個人的には思っています。

ドルインデックスを見て目線を固定

それでは通貨の強弱を見る時の手順を解説していきます。

まずはドルの方向性を見るためにドルインデックスをチャートに表示させます。

僕の場合は使っている証券会社にドルインデックスが入っていないためトレーディングビューで表示させています。

チャートが表示できたら自分が狙っている値幅の時間足を表示させて今現在の価格の方向性をチェックしてみてください。

価格の方向性の判断方法は自分の得意とする方法で結構です。

もしも初心者の方で方向性を判断する基準をお持ちでないようでしたらダウ理論がオススメですし、波乗り道場にご興味がある方でしたら入門してから波乗り波動論で判断していくというのももちろん大丈夫です。

仮に上の画像のような相場状況でしたら、明らかに高値と安値が切り上がっており上昇トレンドが継続する形になっているので、ドルを買っていきたいと思いますよね。

要するにドルインデックスで判断することとは、ざっくりと値動きを見て上昇しているのであれば「ドルを買う」ですし、下降しているのであれば「ドルを売る」といったように今日の取引における目線を固定するために見ていくことになります。

※注意点

ドルストレートのユーロドルで取引する場合、ドル買いはショートになります。

逆にドル円の場合はドル買いはそのままロングになります。

通貨ペアによってはドルインデックスで見た方向とは逆方向に取引することになります。

取引する通貨をたった一つに絞り込む

ドルの方向性が判明したら、ペアとなる取引通貨も同様に見ていきます。

先ほどの画像ではドルが上昇トレンドであり「ドル買い」と目線が決まったわけなので、ペア通貨として最適なものはドルストレートの中でもっとも弱い通貨を選べば良いということになります。

上の画像と同じようにドルとペアになるポンド、ユーロ、オージーを、それぞれ組み合わせた通貨ペアをチャートに表示してください。

そして見てみると、まず左のポンドオージーは下降トレンドで圧倒的にオージーが強くポンドが弱い相場状況であることが分かります。

次に真ん中ではユーロポンドがレンジ形成中なので力が拮抗していて引き分けと見て差し支えないと思います。

最後に右のチャートはユーロオージですが下降トレンドであり、ここでも圧倒的にオージーが強いことが分かります。

ということはオージードルが2勝、ポンドとユーロが1敗1分けとなるので「今日はポンドドルかユーロドルの組み合わせでショートエントリーしよう」というのがもっとも合理的な判断となります。

もしもこの中にドル円も入れるなら、ポンド円、ユーロ円、オージー円と言ったクロス円のチャートで同じことを行い、各通貨の勝敗を割り出していくことで通貨の強弱を判断することが可能になります。

このように、いっけん難しそうな通貨の強弱の判断も手順さえ理解してしまえば、比較的簡単にできてしまいますし、

何よりもどの通貨ペアで売りと買いどちらでエントリーしようかと言った迷いが一切なくなるので、今日の取引通貨ペアとエントリー方向を一つに絞り込むことが誰でも簡単に可能になります。

一つに絞ったら他の通貨ペアは見ない

ということで今回は通貨の強弱について解説してきました。

通貨の強弱は皆さんが普段から行っているであろうマルチタイムフレーム分析による環境認識に加えることで更に有利なトレードを実現できるのではないかと思います。

また初心者の方でしたら、今日のトレードで監視すべき通貨ペアと目線が明確になるので、あとはエントリートリガーさえ身に付けてしまえば、グッとトレードの難易度が低くなるものと確信しています。

また今日トレードする通貨ペアをたった一つに絞り込むことで、

他の通貨ペアを行ったり来たりして目線がブレてしまい狼狽トレードをするリスクを減らし、更にチャートを監視する労力も格段に減少しますので、是非みなさんの日々のトレードでも活用してみてください。