波乗り道場【公式】ホームページもチェック!

FX初心者の勝利パターン!三角保ち合い編

お疲れ様です。道場生のほりんです。

今回は三角保ち合いでの立ち回りとして環境認識の方法と、最後に三角保ち合いを利用した2パターンのトレード方法を解説していこうと思います。

ちなみに「FX初心者の勝利パターン」と銘打った記事は他にも2つ作成しておりシリーズ化しています。

前回が三尊、その前がダブルトップおよびボトムでの立ち回り方を解説していますので是非そちらもご一読いただき、あなたのトレードにお役立ていただけると幸いです。

2つの記事は以下のリンクよりアクセスをお願いします。

FX初心者の勝利パターン!ダブルトップ(ボトム)編

FX初心者の勝利パターン!三尊天井(逆三尊)編

なお以上2つの記事をお読みいただいてから本記事の内容に進むことでより相場の理解が明快になっていくはずです。

それもそのはずで三角保ち合いは天底で現れるチャートパターンの崩れもしくは成立を判断することでトレードがより確実なものとなりますので、まずは三尊とダブルトップおよびボトムの立ち回りを知っていただければと思います。

三角保ち合いは斜め線を使えば簡単に見つかる!

まず三角保ち合いはどのような相場環境で現れやすいかというと、買われすぎ(売られすぎ)た時、また上位足の直近高値および安値や前回の押し安値および戻り高値付近が目安となるポイントです。

上記のような三角保ち合いが現れる兆候は様々な方法で確認することが可能で、例えば買われすぎについては移動平均線との乖離を見れば一目瞭然で分かります。

また高値や押し安値についても水平線を引いてあたりをつけておけば、ラインより下で価格がずっと止められていることに直ぐに気づくことができると思います。これらは非常に簡単にできて、かつ強力な相場分析方法ですので意識して使ってみてほしいと思います。

※とはいえラインの引きすぎや移動平均線をたくさん表示させることは避けましょう。

そして仕上げに斜め線を引けば三角保ち合いの完成です。

この斜め線の引き方もいたってシンプルで直近安と暫定安値をつないであげれば大丈夫です。よく斜め線とトレンドラインを混同する人がいますが明確に違いがありますので注意してください。

トレンドラインは上昇トレンドの場合は「高値を抜いた」起点となった2つの安値を結んだラインのことなので完成したN型相場にしか引くことができません。

一方斜め線というのは「トレンドラインになるかもな」といった暫定的な相場に対して目安的に引いているので、信頼にかけるラインにも思えるのですが結果的にチャートパターンを認識する際には重要な環境認識手段になってきますので覚えていただければと思います。

三角保ち合いの抜けを確認してからが勝負!

ここからは三角保ち合いのトレード方法を2つ紹介したいと思います。まず重要なのはどちらにせよしっかりとした「抜け」を確認してから方向を決めてポジションを持つということです。この「抜け感」の判断が難しく、ちまたでよく言われる「だまし」といった相場にも対応できる考え方も併せて述べるこにします。

①    切り返しパターン(上昇トレンドの場合)

まず抜け感についてですが、斜め線を抜く起点となった高値からラインを挟んで1対1程度価格が走っていれば「抜けた」と断定して結構だと思います。

このブレイクでエントリーができるトレーダーもいますが初心者は「自信」も「資金」も少ないと思いますので後ほど現れるもっとおいしい相場までしっかりと「待つ」ようにしましょう。

そしておいしい相場とは上の画像のような斜め線付近まで価格が戻してきたポイントになります。

さらに小さなネックライン抜けを確定足で見たらエントリーすることができます。ここまで完璧にラインタッチでGOしている相場は珍しいです。

損切りはリテストを付けた高値の少し上か、直近高値です。当然直近の高値に損切りを置いた方が勝率は高いですが、リスクリワード重視であればリテストの高値になるのでここは好みによります。

利食いポイントは三角保ち合いを作った上昇の2波の値幅分となります。この相場では結果的にオーバーシュートして更に下へ伸びましたが、毎度のようにこういった値動きをするわけではないので謙虚に利食うことをおすすめします。

②    継続パターン(上昇トレンドの場合)

こちらは切り返しパターンの逆で上方向に価格が抜けて走った場合のトレード方法ですが要領はまったく同じです。やはり抜け感は上値の水平線を抜く起点となった安値から1対1程度価格が走っていればOKとします。

エントリーも同じくライン付近へのリテストを待ちます。結果的に今回探してきた相場ではラインタッチはしていませんが小さなネックラインを上抜けたところからエントリーが可能となっています。

損切設定に関しても全く同じでリテストの安値下か水平線ブレイク起点の安値下のどちらかになります。利幅に関しては三角保ち合いを形成するきっかけとなった1波の値幅分がだいたいの目安になります。

まとめ

三角保ち合いの環境認識について

移動平均線と水平線を使って相場から三角保ち合いを察知する。仕上げに斜め線を使うことで三角保ち合いを視覚化することができる。

エントリーポイントについて

三角保ち合いの上下どちらかのラインを抜けた方向にトレードする。トレードをする時はラインに対する価格の「抜け感」をしっかりと考慮することと、再びラインにリテストした場面でトレードすることを心掛ける。

※利幅についてはあくまでも目安です。

上位足のレジサポがある場合などは伸びないことも多々あるので今後の記事で出口戦略についても解説できればと思います。