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ドットフランク法に注意!アメリカで開設できるFX証券会社・ブローカーについて解説

波乗り道場生のSioと申します。

現在、私はハワイに在住している関係で、アメリカでFXを安定して取り組む為の環境構築について考える事がよくあります。

日本国内の情報を見ると、一般的にアメリカではFXができないという情報もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

今回は、実際にアメリカに住んでいる私がアメリカでのFX取り引きの実情について実際のところどうなの?というところからリアルにトレードする際に必要なアメリカで開設できる証券会社ついて解説していければと思います。

アメリカでもFXはできる?

FXはForeign Exchangeの略であり、日本語に訳すと「外貨取り引き」になります。つまり、自国の通貨を持ってさえいれば、他国の通貨に替える事が可能です。

FXは、簡単に言えばこの仕組みを投資・投機商品としたものになります。

では普通に考えてアメリカの様な投資大国では、FXは当たり前にできるだろうと思いがちですが、実は意外な落とし穴があります。

結論を申し上げますと、アメリカでもFXをすることは可能です。ただし実際に取り組もうとすると、色々と注意点もあるのでまずは最低限おさえておきたい知識をご紹介させていただきます。

※私は専門家や弁護士ではない為、実際にFXトレードをする際はご自身でもちゃんと調べて貰うと安心かと思います。

2008年に制定されたドットフランク法

2008年に米国にてアメリカ在住者を守るための金融政策の一環としてドットフランク法と言うものが制定されました。内容を簡単にまとめると以下のようなものになります。

  • 証券会社の資本金が常に二千万ドル以上
  • アメリカで運営するためのブローカーライセンスの取得条件の見直しなど
  • 外国為替証拠金取引への登録
  • 米商品先物取引委員会への登録
  • 全米先物協会の規制への承諾

これらの条件により、多くの証券会社がアメリカ在住者に対してのFX取引を停止せざるを得ない状況となりました。

結果的に、この政策によってFXをするアメリカ人や在住者に対して大きな打撃が生じ、アメリカ国内のFX証券会社が激減しました。

Sio
Sio

これは私の推測となりますが、アメリカではFXよりも株の方が金融商品としては圧倒的に人気ということもあり、わざわざドットフランク法の条件を満たしてでもFX証券会社としてビジネス的に確立させる必要性が無くなっていったと考えられます。

さらに、ドットフランク法の規制はブローカーへの影響だけに止まらずトレーダーにも及びました。

例えば、

  • 最大レバレッジは50倍までに制限
  • FIFOルールが採用
  • 両建取引の禁止

といった具合に、トレーダーにとってもFXを始めるにはハードルが高い上に、お金を稼ぐと行った面においても厳しい条件が課せられてしまったのではないかと考えられます。

アメリカ在住者が取引できる証券会社は?

そんな規制の厳しいアメリカでもFX証券口座を開設する事は可能です。

ここからは実際に、アメリカ在住者が口座を開くことができる証券会社を紹介したいと思います。

※内容は、記事を書いている今現在(2023年6月)のものとなります。

まず、日本でもよく聞くOANDA証券会社はアメリカ在住者に対して口座開設を可能としてます。

その他にもFOREX.com、IG証券、Interactive Brokers、TD Ameritradeが比較的有名な証券会社かと思います。

Sio
Sio

ちなみに私はOANDA USをメインに使っています。

これらの証券会社は上記のドットフランク法を順守し、厳しい条件を満たしている確かな証券会社となります。これによりアメリカ在住者に対してFX商品の提供を許可されています。

見て分かる通り大手揃いですね。

上記の証券会社はアメリカ内にブローカー会社を設立していますので、日本でいうところの国内証券会社といったところになるでしょうか。

ではアメリカにおける国外証券会社の立ち位置になるような証券会社はあるのでしょうか?

実は、国外証券会社も存在します。

私が実際に調べたところでは、現在でもアメリカ在住者が口座開設可能な国外証券会社は12社ほどありました。

ほぼほぼ聞いたこともないような証券会社がほとんどでしたが、その中でも信憑性があると思われる証券会社は下記になります。

ただし、海外証券会社はいつアメリカ在住者に対して提供の拒否を行うかわかりませんので注意が必要です。

FXトレードをするには、自身のお金を証券会社の口座に預ける事になるので、必ず慎重に吟味し、ご自身で納得した上で証券会社を利用するようにしてください。

まとめ

今回は、アメリカ国内におけるFX制度「ドットフランク法」とアメリカ在住者が開設可能な証券会社を紹介させていただきました。

アメリカ在住のトレーダー、これからアメリカでトレードをしていきたい!と考えている方の参考になれば嬉しいです!

FXにおいて証券会社の開設は最初の一歩であり、実際にそこで勝てる様になるかはまた別の課題になります。

FXで実際に勝てるようになるまでには、色々と理解しなければいけない知識がたくさんあるのが事実です。

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今回も、ご覧いただきありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう!

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