こんにちは。波乗り道場生のヒロロと申します。
FXでよく聞くチャートパターンの中にフラッグと呼ばれているパターンがありますが、今回はこちらを詳しく深ぼっていきたいと思います。
フラッグとは、テクニカル分析のチャートパターンの一つです。
反転のチャートパターンである三尊、ダブルトップ、ダブルボトムとは対照に継続のチャートパターンとして見られることが多いです。
チャートパターンが完了した後には現在のトレンドが継続することを意味します。
このチャートパターンの特徴は、急激な値動きの後にじりじりとトレンドとは逆方向のトレンドが出る期間があることです。
フラッグは通常、フラッグポール(持ち手部分)のトレンドに対して傾斜した平行チャネルとなります。価格がフラッグからフラッグポールと同じ方向にブレイクアウトすると、このチャートパターンは完成したと判断されます。
ブレイクアウトは、トレンドが継続すると考える人にとっては、買い(売り)シグナルと判断されます。
実際のチャートではこんな感じです。
①移動平均線などでトレンドを把握する
移動平均線にしっかり角度が付いている相場、とくに長期移動平均線を何度も価格が横切っていないような相場を探します。
上の図の様な強い上昇トレンド(または下降トレンド)
※移動平均線の使い方をより詳しく知りたい方はこちらのブログをご参照ください。
②トレンドと逆の値動きを探す
この様な相場でメインのトレンド(今回の場合は上昇トレンド)とは逆方向(今回の場合は下降トレンド)の短期のトレンドを探していきます。
そして、短期で出ているトレンドに平行チャネルを引いていきます。
※平行チャネルの使い方はこちらのブログをご参照ください。
①平行チャネルをブレイクしたらエントリーする
図の赤矢印の様に実体でブレイクしたら次の足からエントリーしていきます。
ブレイクして戻さずにそのまま行ってしまうこともあるのでエントリーはしやすいですがダマシに合いやすいです。
②ブレイク後の押し目からエントリーする
前回の高値に水平線(緑の水平線)を引きその水平線タッチからエントリーしていきます。
ダマシに合いにくいですが戻ってこずにそのまま行ってしまうこともあります。
パターン①
フラッグのポールの部分を1波として見る方法です。
損切位置はチャネル内の最安値。利益確定はフィボナッチリトレースメントの161.8%です。
パターン②
フラッグを抜けた上昇を1波として見る方法です。
損切はフィボナッチリトレースメントの23.6%、利益確定は161.8%です。
パターン①は損切に合いにくいが利益確定までも遠いのでレートが戻ってきてしまう可能性があります。
パターン②は利益確定まで届きやすいですがその分損切も近いので損切に合いやすくなります。
早く結果が出て欲しい方、待てる方それぞれの性格に合わせた方法を選んでください。
※フィボナッチリトレースメントの使い方はこちらのブログをご参照ください。
フラッグはあまりチャート上で見かけることは少ないですが、その分発生したときはダマシの少ないチャートパターンになります。
ぜひまずは完成したチャートで構いませんので探してみてください!
波動論はどんなチャートパターンでも使える手法です。
気になった方はぜひ入会して一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。