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【FX・米ドル/円】1月第3週の振り返りとリアルトレード解説

こんにちは!波乗り道場生のこももと申します。2021年6月に入門し、日々トレード技術向上に取り組んでいます。どうぞよろしくお願いいたします!

2023年1月第3週(1/16~20)のトレードの中で、USD/JPY(米ドル/円)のトレード(買い)を行いました。週の振り返りとともに解説いたします。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。^^

1月第3週(1/16~20)マーケット動向

1月第3週に注目度の高かった経済指標は、18日の日銀会合でした。

昨年12月のYCCにおける長期国債金利の変動幅を0.5%に拡大した経緯から、金融緩和修正への思惑が広がっていましたが結果は政策維持となり、発表直後は円安の動きとなりました。

世界的に注目度の高いインフレ関連の指標としては、20日の消費者物価指数(日本)がありました。

結果は生鮮食品除く4.0%上昇となり、1981年以来の高インフレという結果でしたが、為替への影響は限定的でした。

また、同日19時すぎにはダボス会議に出席されていた黒田日銀総裁の「金融緩和継続」の発言から、円売りの流れが加速しました。

23年1月20日 USD/JPY トレード解説

20日(金)の欧州時間にUSD/JPYのトレードを行いました。

チャートに、エントリーした時間を水色縦ラインで示しています。

また、上位時間軸に引いたラインは下位時間軸にコピーしています。

1.環境認識(MTF分析)&セットアップ

日足から見ていきたいと思います。日足で意識されている価格帯を緑の水平線で示しました。

水平線はラインですが、時間軸が長くなるほどポイントではなく、なるべくゾーンで見るようにしています。

日足は昨年9月に付けた安値を下抜け下降トレンドが継続しています。22年5月安値の価格帯は週足でも意識されるゾーンです。

レートがその価格帯まで下げた後、日足でも反発が確認出来ました。日足のダウ目線は下で見ています。

押し安値や戻り高値など、トレンドの転換点となった価格帯は意識されやすく、短期で保合いになったり一旦調整が入りやすくなりますのでトレード前には必ずレートの位置確認をしています。時間軸が上がると意識される度合いも強くなると考えています。

ダウ目線についての記事はこちらをご参照ください^^

ダウ理論基本法則⑥の優位性 トレンドフォロー

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4時間足です。4時間足で意識されている価格帯はピンクの水平線で示しました。また、オレンジ色のラインを一本引いています。ここはレジスタンス候補と見ていました。

1/11に付けた高値から大きく下降しています。戻り高値を上抜けるまでは4時間足ダウ目線は下で見ています。18日には日銀会合の結果を受け上昇しましたが、下降波のNゾーンで止められ、上昇波全戻しの動きとなりました。

現在値(水色縦ライン)から確認できる値動きは、大きくは4時間戻り高値からの下降波の中の範疇に留まっており、日銀会合の上昇波は全戻しの動き、直近の値動きは三尊形成中にも見えます。

ここで注目していたのは、日足の安値(緑水平線)と、日銀会合の上昇波全戻し後、128.00の価格帯を実体で下抜けしていない事でした。4時間足が下ひげを付けて確定しており、下からの買い支えが入っている事が想定できます。

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1時間足です。

デイトレードの場合、メインは1時間足の波動を取りに行くイメージでいます。

水色の水平線の高値を抜けるまでは1時間足のダウ目線は下です。

直近高値と安値に引いた水色の水平線を基準に、目線は下ですが先に述べた通り日足と4時間の根拠から時間軸を下げて3波押し目買いで下降波の戻りを取りに行くシナリオと、もしくはもう一度安値を試す動きがあればレンジ想定で下限からの買い、もしくは上限で反発確認出来れば売りの想定です。

時間軸を下げて細かな作戦と、エントリーのタイミングを計ります。

2.エントリー ①9時、②17時

基本的に15分足をエントリートリガーとして使っています。

20日は①東京時間(9:00)と、②欧州時間(17:00)にそれぞれ一回ずつ、2回トレードしました。青色斜め線で示した所がエントリーで、赤い星印で示したところが決済ポイントです。

①東京時間(9:00)

赤色で示した上昇波の押し目買いをしました。

前日、赤色の波(1波と仮定)が発生し、その後調整の動きとなりました。翌日9:00頃、水色部分の保ち合い上抜けで3波想定の買いエントリーを実行、損切り(SL)は、オレンジ水平線で示した安値の下(約35pips)に置きました。SLにかかればレンジ戦略で、水色水平線下限から買い直す想定です。エントリー後順調に伸びてくれましたが、まだ目線は下なので伸ばさずピンク水平線(4時間足で引いていたライン 129.10付近)で指値決済しました(約55pips)。

②欧州時間17:00(17:00)

緑色で示した上昇波の押し目買いをしました。決済は2回に分けました。

東京時間に作られた緑上昇波は、水色の水平線上限を1時間足が確定で上抜けました。

直近の流れとしては買い優勢、緑上昇波を1波と仮定して3波を狙います。押し目買い候補のレートは、水色の水平線でのサポート想定で見ていましたが少し下押しして、オレンジ水平線まで下げました。5分足でダブルボトムを確認後、エントリーしました。SLはオレンジ水平線の下に置きました(約40pips)。

波がどこまで伸びるのか想定するには、波乗り道場の波動論で使われているフィボナッチリトレースメントを使っています。

今回チャートには表示していませんが、波動論で使われているサイクルクローズ(決済ポイント)までレートは伸びました。

フィボナッチリトレースメントの基本を押さえよう!

短期的には買い優勢、上位レジスタンス候補129.50(オレンジ水平線)を越えれば次のターゲットはサイクルクローズ、もしくは高値(131.00-131.50)の可能性を見ていましたが、まだ上位下降波の中での動きである事と、ポジションを持ったところが上位時間軸から見ると中途半端な位置のため強気で保有出来ないと判断し、129.50でポジションの8割を利益確定(約45pips)、残りの2割を建値ガードした上で伸ばす事にしました。

130.50付近まで上昇後、5分足N波動の崩れを確認、(3つ目の)星印の所で全決済しました(約115pips)。

まとめ

今回は、1月のトレードのアウトプットをさせて頂きました。この記事を書きながら、改めてアウトプットと言語化が自身の技術向上に繋がる事を実感しています。勿論、上手くいくトレードばかりではありませんので、失敗談や損切になったトレードも今後はアウトプットしていければと思っています。^^

道場生の皆さまには、是非ディスコードのトレードアウトプット部屋への書き込みをお勧めいたします。波乗り道場には、プロトレーダーが添削してくださる素晴らしい環境が用意されています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。これからも共に相場の勉強を頑張っていきましょう!^^

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