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FXってギャンブル?それとも投資?ギャンブルトレードをなくす3つの方法

こんにちは。波乗り道場生のヒロロと申します。

FXをまだこれから始めようと思ってる方や、始めて間もない方は「FXはギャンブルだ」と言われたり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?

実際僕も何度もFXはギャンブルなんじゃないかと思ったことがあります。

こんなことを書くと言うことは「FXはギャンブルじゃないと言いたいんでしょ」と言われそうですが、実はそうではありません。

今回は、FXとギャンブルの違いについて僕なりの解釈をご紹介していきます。

ギャンブルとは?

まずFXがギャンブルかどうか語るうえで、そもそもギャンブルとは何なのかを知る必要があります。

ギャンブルとは金品を賭けて争う勝負事。勝負事や当てっこなどで、勝った者などが取る約束で金品を出す。

失敗したときは大切な物を全部失う覚悟で事にあたる。

参加者が必ず負け、胴元が必ず勝つマイナスサムゲームである。

サム(Sum)とは「総和」と言う意味で参加者の配当金の合計の事をいいます。

ギャンブルはマイナスサムですので、参加者(勝者と敗者両方)の配当金の合計が出資金よりマイナスになってしまいます。

投資とは?

投資は理論上ゼロサム以上であり、リスクがあるが分析、根拠、資金管理などによって収益を得ることができるものを言います。

ゼロサムとは参加者の勝者と敗者の配当金の合計がゼロとなるため、FXは投資ということになります。

しかし、FXは投資の中で最も難易度が高いと言われています。

チャートは、まるで規則性が無くランダムに動いているかのような形をしています。

しかし、仮にランダムのように見えたとしても一定の人数は勝てているのも事実です。

しかも、それが同じグループがコンスタントに勝てているのだとしたら、それはギャンブルといえるでしょうか?ギャンブルであるならばヘッジファンドの存在を説明することができません。

ヘッジファンドとは?

ヘッジファンドは、投資家から資金を調達し、様々な金融商品や市場に投資する投資ファンドのことです。ヘッジファンドは、長期的な投資よりも短期的な投資を行うことが多く、高いリターンを目指すことが特徴です。

多様な投資手法を用いるため、株式、債券、為替、商品、デリバティブなど幅広い市場に投資することができます。また、市場が上がっても下がっても利益を得ることができる「ヘッジ」手法を用いることもあります。

ヘッジファンドは、一般の個人投資家が参加することができないプライベートなファンドであり、高い投資額やハイリスク・ハイリターンな投資が行われるため、投資家は高いリターンを期待する一方で、損失リスクもあることを念頭に置く必要があります。

結論、FXは投資であるが、勉強しないでやるとギャンブルになってしまう。といえます。

ギャンブルトレードをやってしまう人の特徴

それでは、ギャンブルトレードとそうじゃないトレードの違いは何なのでしょうか?ギャンブルトレードをやってしまう人の特徴ついて紐解いていこうと思います。

①明確な根拠や計算なしにやってしまう

トレードは勝てる様になる為の手法や資金管理をしっかりと勉強することによって、期待値が低いところでトレードしなくなり、大きく負ける事が少なくなります。その結果、ギャンブルトレードが無くなります。

それでも、FXトレードでコンスタントに勝てる様になるには経験を積む必要があります。それほどまでに、トレードはシビアな世界ですし、だからこそ返ってくるリターンも大きいのです。

②負けを認められない

負けると自分のトレードだけでなく、自分自身を否定された気分になりますよね。

これはトレーダーあるあるです。

負けをすぐに取り戻して自分を正当化したくなりますが、そういう時はいったん相場から離れて冷静になるようにするのが正しい選択といえます。

人によって心が落ち着くまでは個人差があるので、それぞれ離れるべき期間は変わります。

僕の場合、最低でも1日、長い時は1週間以上かけてしっかりとメンタルを落ち着かせるようにしています。冷静になるまでリアルチャートは見ず、検証などをして過ごすのがいい過ごし方だと思います。

③目先の利益にとらわれてしまう

一回一回のトレードにフォーカスせず長い目で見てプラスにしていくのが投資です。

トレードは、レバレッジを効かせることができるので、すぐに稼げて誰でも大金持ち!みたいな事を売り文句にする風潮がずっとあります。

レバレッジとは?

FX(外国為替証拠金取引)は、レバレッジを使って小額の証拠金で大きな取引を行うことができます。レバレッジは、自分の資金よりも大きな取引を行うことができるため、リターンを高めることができます。例えば、10万円の証拠金で100万円相当の通貨を取引する場合、レバレッジが10倍の場合は100万円、20倍の場合は200万円を取引できます。

しかし、レバレッジを使った取引は、リスクが大きいという点に注意が必要です。為替相場の急激な変動により、大きな損失を被る可能性があります。また、レバレッジを使った取引は、自分の資金以上の損失が発生することもあります。そのため、FX取引を行う場合には、十分な知識や経験を持ち、リスク管理をしっかり行うことが重要です。

FX業者によっては、最大1000倍といったレバレッジを提供しているところもありますが、これはリスクが非常に高いため、初心者にはお勧めできません。また、レバレッジを高く設定している業者は、スプレッド(売り買いの価格差)が高くなることがありますので、注意が必要です。

でもよく考えて下さい、すぐに稼げるという事は、その逆にすぐにお金がなくなる可能性も秘めているという事ですよ。

大きく勝つことは重要ですが、大きく負けるリスクがあることを理解し、小さく負けながらチャンスを狙うという方が長い目で見ると得になる事もあると意識を変えていくことで、淡々と正確なトレードをやっていく事ができます。

それでもギャンブルトレードをやりたくなったら

それでもギャンブルトレードしたくなってしまうんだ!という方向けに、僕がおススメする対策をいくつか紹介させていただきます。

①ギャンブルトレード用の口座を作る

メイン口座とは別に少額しか入ってないギャンブルトレード用の口座を作ることをおすすめします。

特に、FXを始めたばかりのころは感情のコントロールが難しい瞬間が多いです。自信がないけど、どうしてもエントリーしたい!とにかくトレード回数を増やしたい時はこういったサブの口座でエントリーするようにしたらといいと思います。

自分はそんな口座使わないと思っても、作っておくだけで「これはギャンブルトレードじゃないからメイン口座でやる」といった風にギャンブルかそうで無いか考えるきっかけとなりますので、そういった意味でもおススメです。

②海外FX口座のゼロカット制度を利用する

この方法はわりと有名な方法ですが、ギャンブルトレードがやめられない人にはかなりおすすめです。

国内FX口座ではマイナスになってしまった場合、追加証拠金(追証)を入れて清算しなければいけませんが、海外のFX口座ではゼロカット制度が採用されているので思わぬ為替レートの変動が起きた場合や損切を入れていなかったときに追証が発生しません。

追証(おいしょう)とは?

FX(外国為替証拠金取引)においては、レバレッジを使った取引を行うことができます。しかし、レバレッジを使って大きな取引を行う場合、投資額以上の損失が発生する可能性があるため、証拠金不足に陥ることがあります。この場合、FX業者から「追証」という追加の証拠金を要求されることがあります。

追証は、損失が証拠金以上になった場合、FX業者が追加の証拠金を要求し、それが支払われなかった場合にはポジションを強制的に決済することがあります。追証の金額は、証拠金維持率(ポジションの損益に対して必要な証拠金の割合)や取引規約によって異なります。

追証が発生すると、急な証拠金の追加が必要になるため、予想外の出費となってしまうこともあります。そのため、FX取引を行う際には、リスク管理をしっかり行い、追証が発生しないようにすることが大切です。また、初心者は、レバレッジを低く設定し、慣れるまでは小額の取引を行うことがお勧めです。

この制度を利用して、無くなってもいいお金と割り切れる少額資金で損切を置かずにトレードする方法があります。

例えば、メイン口座とは別に補填用資金を入れるための口座を用意します。

仮に全資金が10万円あった場合、そこから1万円だけをメイン口座に入れて損切を置かずにトレードします。海外FX口座であればレバレッジも100~1000倍かけられますので、1万円でも1000万円の取引が可能です。

あくまでこれは例ですので5万円でも1万円でももちろん問題ありません。ご自身の資金量に合わせて金額を設定してください。増えた分は1万円だけ残して補填用口座に戻してください。

このように進めていけば全敗しても10回のリアルトレードの経験が得られます。この経験は決して無駄にはなりません。

1回で全資金を吹き飛ばしてしまっては何も経験できないまま退場になってしまうので非常にもったいない事です。

トレードを始めたばかりの頃は、稼ぐことよりも経験値を積むというつもりでトレードしていけば衝動的にエントリーしてしまうことは減っていくと思います。

③エントリー前にSNSなどでアウトプットする。

ギャンブルトレードをしない為の方法を色々紹介しましたが、これが最も効果があると個人的には考えています。

SNSでアウトプットする事を日課にすると、わざわざ「ギャンブルトレードします!」と言葉では書かないにしても、書いてるうちに冷静になってきて「あー、これギャンブルトレードだなぁ」と気付いてきて、自分に対する抑止力になります。

もしギャンブルトレードで悩んでいるのなら、アウトプットすることによって自分自身と向き合う癖を身に付けていくといいと思います。

ちなみに僕はSNS上でアウトプットしたりはしていません。不特定多数の人が閲覧できるSNSでは、少なからず一定人数いる悪意を持った人に心無いコメントを書かれる可能性があるからです。

悪口を書かれるだけならまだマシで、FXをやってると知るな否や、高額な商材を売りつけようとしてくる人もいます。

なので、僕の場合は波乗り道場の中だけでアウトプットするようにしています。

信頼できる仲間同士での情報交換は、余計なストレスもなくスムーズに自己成長に繋げる事ができるので、とても快適です。

まとめ

FX自体はギャンブルではありませんが、勉強不足や精神の状態によってはギャンブルとなってしまうことはご理解いただけたと思います。

そして個人的には、最も大事なことはアウトプットしていくことだと思います。

自分が何を根拠にエントリーしたいのかはアウトプットしてみないと意外とわからないものです。

波乗り道場では、そういった意味で本気でトレードの習得を目指す環境が整っています。

僕は波乗り道場のディスコード内に設けられたアウトプット部屋でトレード根拠を投稿して、1つのトレードに対ししっかりと向き合うようにしてます。

道場ではアウトプットに対するフィードバックもいただけますし、全員が同じ手法をベースに勉強していますので、他の方のアウトプットも参考になるなど、非常に勉強になります。

トレーダーは孤独に1人でという印象が強いですが、仲間と一緒に勉強していく方がより確実に何倍も早く成長することを実感します!

最初の1歩は誰でも不安です。でも、僕がそうであったように、そのたった1歩があなたの未来を変えます。

一緒に未来を変えていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!