こんにちは。波乗り道場生のみやと申します。2021年4月に波乗り道場に入門し、0からFXを勉強中です。
FXを始めたての方は、検証といってもどうやればいいのかイマイチわからないという方も多いのではないでしょうか。今回はFXにおける検証の重要性とやり方についてまとめました。
検証の目的は自分の手法に再現性があるのかないのか、勝ちやすいパターン・負けやすいパターンを知るために行います。少し面倒な部分もありますが、いきなりリアルトレードをするより確実に損切りを減らせます。
検証を重ね自分の強みや連勝数・連敗数を把握していれば、リアルトレードを行う上での自信に繋がるのです。
波乗り道場ではまず始めにFT5(Forex Tester5)というソフトを使用し、資金10倍&勝ちパターン10個提出という課題があります。私自身0からFXを始めたので、この課題をクリアする頃には手法を理解し成長できていました。
ルールを決めて目的を明確化し、記録するのが検証です。
例)三尊のネックライン割れだけを狙うと勝率はどうなるのか、この手法はどのような場面に弱いのかなど
Forex Tester5使用編
①各足で環境認識を行いエントリー
②エントリーポイントをスクリーンショットし、詳細を記録する
・エントリー方向と勝敗
・時間帯
・各時間足の環境認識
・反省点や良かった点
③勝ちパターンと負けパターンのフォルダを作り保存しておく
自分の鉄板勝ちパターンを見つけられれば、リアルトレードでその鉄板パターンを探すだけです。勝てると確信できれば、自信をもってエントリーすることができます。
負けパターンはリアルトレードで同じ間違いをしないよう、忘れないようにしましょう。
④統計を表示し勝率などを確認
表示→パネルを表示→統計で確認できます。
実際にFT5で検証している動画はこちら↓
TradingViewで検証編
①リプレイをクリックし、検証したい期間を選択
クリックすると過去チャートが残り、未来のチャートが見えなくなります。
②エントリーしたと仮定し、操作パネルでローソク足を進める。
③エントリーポイントをスクリーンショットし、詳細を記録する
前述した通り、環境認識等を詳細に記録します。
④勝ちパターンと負けパターンのフォルダを作り保存しておく
⑤手書きまたはExcelを使用してデータを取る
最低でも勝率(勝ちトレード回数÷総トレード回数)は把握する必要があります。その他にも最大利益額や損切額など、自分が必要だと思うものを記録しておきます。
MT5編
①チャート自動スクロールを解除。日付部分をダブルクリックし好きな日付を入力
②画面右端以降のチャートが見えないようにし、環境認識
③エントリーしたと仮定しスクロール
④エントリーポイントをスクリーンショットし、詳細を記録する
④勝ちパターンと負けパターンのフォルダを作り保存しておく
⑤手書きまたはExcelを使用してデータを取る
こんなに詳しく検証する時間を毎日確保できない!という方は、MT5を使ったもっと簡単な検証方法をご紹介しています。ぜひ動画をご覧ください。
連敗が続き、この手法は使えない!と手法を変えてしまった経験はありませんか?過去検証をしていれば、自分の手法の最大連敗数を把握することができます。そして長期的に同じ手法でトレードした勝率も知ることが出来るのです。
過去検証をする最大のメリットは自分の鉄板勝ちパターンを見つけられるということです。自分の手法への信頼度が、口座にそのまま反映されるといっても過言ではありません。
検証ソフトにお金を出すならそのお金でトレードしたい!と思う方が大半だと思います。しかし、検証ソフトを使って練習してからリアルトレードするほうが確実に損切りの回数を減らせるのは間違いありません。
波乗り道場生は日々検証し、切磋琢磨しあっています。
なんとなく勝てる時はあるけど勝率が安定しない、損切ばかりで何が良くて悪いのかも分からないという方ははぜひ過去検証を取り入れてみてはいかがでしょうか。