FXトレードにおいてエリオット波動のカウントは重要です。特に1波目が分からないと2波以降のカウントができません。
ここでは一般的なエリオット波動の1波のカウント方法について、具体的に例を挙げながら説明していきます。
上の図のようにトレンドライン抜け+ラス押し抜けで第1波発生と確定しても良いかと思います。
底値圏でチャートパターンが形成されるようであればネックポイントにトレンドラインを当てると良いです。
ラス押しのラインの抜けが甘い場合は押しが深く入る場合があります。
↓ラインを1:1以上でブレイクしているパターン
↓ラインを大きく抜けた場合、ラス押しまで戻らないケースもあります。
補足条件としてローソク足が20MAや更に上位のMAを抜けていく事も追加してもいいと思います。
(例1)
青色のトレンドライン、赤色のラス押し、青色の80MAを上抜け。
→3つの要素により緑色の蛍光ペンで塗った波は第1波
(例2)
青色のトレンドライン、赤色のラス押し、青色の80MAを上抜け。
→3つの要素により緑色の蛍光ペンで塗った波は第1波
(例3)
青色のトレンドライン、赤色のラス押し、青色の80MAを上抜け。三尊ネックライン抜けからの深い戻り。三尊のエネルギー分を更に下抜け
→等倍下落した。(黒いライン)
いかがでしたでしょうか。
トレードでは3波を狙うと良いと言われますが、1波が分からないと3波を見つける事もできません。
1波の定義を明確にする事でその後の波のカウントもしやすくなりますので是非ご活用下さい。