お疲れ様です。道場生のほりんです。
今回は、波乗り道場で道場生にのみ提供されているアラート機能とチャネルを組み合わせて、環境認識からエントリーポイントまで見極める方法を紹介します。
環境認識が苦手な人や、エントリーポイントが絞り込めなくてエントリーする勇気が出ない道場生は、ぜひ参考にしてみてください。
まずチャネルの基本的な引き方から説明していきます。とてつもなく簡単なのでぜひ覚えてほしいと思います。
「とりあえずVの形を見つけて2点を結ぶ」これだけです。
V型の場合は下落中の相場でチャネルを引く方法になり、反対に上昇中の相場ではAの形を見つけて2点を結べば同じように線を1本引くことができます。
上の図のようにひとまず1本の線を引くことができました。
しかし、これではトレンドラインが引けただけでチャネルとは言えません。ということでもう1本ラインを引いていきます。
このように今回はVの底にあたるポイントに1本目の線をコピペして持ってくることでチャネルが完成しました。
ちなみに2本目の線は必ずしもV底、A天井というわけではなく、最後の押し安値、戻り高値に引くこともあります。
そもそもチャネルの考え方自体は、レンジ相場を特定するためのテクニカルツールになります。
チャネルのラインを引くことで、斜めに傾いてしまった「ネックラインとその値幅を把握する」という思想が込められているんです。
こんな形でキレイなチャネルの上下ラインで価格が反発している相場はなかなかないですが、もし見つけることができれば大チャンスです。
本記事で紹介する相場は、ドルカナダで2023年2月3日時点のチャートになります。
僕はまず、4時間足で大雑把に相場を確認しました。
すると、ソーサートップのように緩やかな上昇と下降への反転を確認することができました。
この時の4時間足の直近は、誰がどう見ても下降相場ですよね。
そして、注目は相場の一番右!
「ここにラインを引いてください!」と言わんばかりのV型が見えていたので、ラインを引いて待ち構えていました。
この時、監視足は1時間足に徐々に切り替えて行ったのですが、「めっちゃキレイに下限ラインで反発するやん?!」と思わず声が漏れてしまうほどキレイなチャネル反発を確認しました。
しかも、下降スイングのネックを力強く抜けた上昇スイングの61.8%押し付近で、道場の波動論アラートまでなってくれたではありませんか?????!!!!!
「もうコレは入るしかないでしょ!」と一人で騒ぎながらロングエントリーする準備を始めましたとさ。
後半へ続く…
とはいえ、アラートがなったから即エントリーというのはトレーダーとしてあまり御行儀が良くないような気が個人的にしてしまって…(異論は認める)
ということでエントリー根拠をもう少し積むことと、合理的な損切と利確のポイントを選定していきます。
エントリー根拠
① 波動論アラートがロングで発生した。
② チャネル下限ラインで反発、ネックラインをブレイクしている。
③ 80MAに価格が絡んでできた三角保ち合いをブレイクしている。
エントリー懸念材料
① 直近のN波動が完成していないため戻り高値付近から下落するかもしれない。
② 80SMAと80EMAがゴールデンクロスしていない。(黄緑:実践SMA、破線EMA)
対応策「トレンドラインを終値確定で下抜けしたら切ろう」
損切設定
チャネル下限ラインの少し下にあるアクセント的安値
利確設定
波乗り波動論で提唱されているサイクルクローズのフィボナッチ200%にオーバーシュート狙いで一応指値を入れておいた。
現実的な目線では、フィボナッチ161.8%付近に日足と週足の20MAがお祭り状態で存在していたので、そのあたりがデイトレレベルの天井と予想。
とはいえ、チャネルの思想的には上限ライン付近を狙うのがセオリーなんだよなとも考えていました。
どれも自分なりの根拠ですが、
実際にエントリーするまでに準備をしっかりすることで「これだけ根拠があって準備もしたんだからエントリーしよう。」と意を決することができるのかなと思います。
私がFXでまったく勝てなかった時は、ラインにタッチしたからとかアラートがなったから、みたいなエントリーばかりしていました。
その場合だと充分に根拠がないので、巡行しても自信を持ってホールドできないんですよね。(経験済み)
どうしてもチキン食いになりがちですし、逆行したときもいざとなるとポジションを切れないってこともしょっちゅうでした。
なので環境認識からエントリーまで根拠は詰めるだけ積むってのが私のおススメです。
☟結果、92pipsとれました!
- チャネルはV型(A型)をチャートから探して引こう!
- キレイなチャネルがチャートで引けたら大チャンス!上下のラインで反発したらトレードを検討しよう!
- ラインタッチでエントリーはNG!しっかりと根拠を詰め込んでから実際にエントリーしよう!