波乗り道場【公式】ホームページもチェック!

FXの目線を固定できるトレンドラインの使い方

お疲れ様です。道場生のほりんです。

今回はトレンドラインの話をします。

とりわけ波乗り波動論との親和性を意識してトレンドラインの活用方法を述べてみたいと思います。

「え、じゃあ道場に参加していない自分には使えないの?」

と思ったそこのあなた、ご安心ください。

道場に参加していないトレーダーでもFXでの目線固定が簡単にできるようなトピックになっていますので是非最後までご覧いただけますと幸いです。

ということで本記事ではトレンドラインの見方はもちろん根本的な相場の値動きの癖に触れることで、トレンドラインを引く意味が理解できて売買の目線が迷わなくなることが目的となっていますので、僕と一緒に項目を読み進めていきましょう。

値動きの基本はスイング⇒コレクション

まず値動きの基本について触れていくのですが、相場というのは非常に単純な動きをしています。

それが「スイングしたらコレクションして、またスイングしたらコレクション…」ひたすらこの二つだけを繰り返すのが値動きの結論です。

ちなみにスイングとは一般的に「トレンド」と呼ばれている上下どちらかに力強く動く波のことです。

そしてコレクションとは「調整」とか「修正」と呼ばれる波のことで、もっと聞きなじみのある言葉で言えば「押し戻し」または「天底」を表す言葉になります。

マジで相場はこの二つの値動きだけで構成されています。

こんなふうに言われると

「自分の知っている相場とは違ってなんだか随分簡単で単純なもののように聞こえるけど、実際は複雑で難しいのだが」

と思う人もいるかもしれません。

矛盾したことを言うようですが僕も全くその通りだと思います。ではなぜ相場の値動きは複雑で難しく見えてしまうのか、答えはシンプルで【A.コレクションの種類が多いから】です。

コレクションの種類はざっと九種類あります。

いわゆるチャートパターンと呼ばれているものです。

チャートパターンは模式図のように綺麗に形作られることは稀で、認識するには慣れと熟練度が必要なので、初心者から中級者にとっては難しいと言われています。

なので本記事で提唱したいのはあまり難しいことを考え、覚えずとも下の図のように相場を見ればトレードが可能ですよ。

というのがほぼ結論です。

トレンドラインを抜けたらコレクション

ここまで相場の値動きはスイング後のコレクションの繰り返ししかないと述べてきたわけですが、これを更に簡単に分かりやすく教えてくれるツールがあります。

それがトレンドラインです。

トレンドラインの引き方は世の中に万とありますが、本記事で紹介する引き方はヒゲ先で引くのか、はみ出てしまったらどうするのか、といったあまり細かいことを考えずに引くことができます。

上の図のように誰がどう見ても上昇している「スイング」の目立つ安値と安値を結ぶようにラインを引っ張るだけです。

僕は性格的にヒゲぴったりに付けますが少しくらい離れていても大丈夫です。

どちらかというとラインの角度が大切で、相場の値動きの角度がラインよりも緩くなって、ついにラインを横に抜けてきたらコレクションになるんだな、くらいの見方ができれば大丈夫です。

逆を言えばラインに沿って動いている間は押し目買い、戻り売りを永遠に繰り返せばよいということになります。

ちなみになぜトレンドラインをそこまでピタピタに引く必要がないのかというと、ライントレード手法が前提ではないからです。

もちろん波乗り道場で指導されている手法もライントレードではありません。

ライントレードではトレンドラインの精度は死活問題となりますが、本記事では目線を固定するために引くラインですのでそこまでの精度は求める必要がないということです。

四角形オブジェクトも補助ツールとして

トレンドラインはスイングを認識するためのものでしたが、もう一つ補助的なツールとして紹介させてください。

やはりコレクション部分にもアタリをつけておいた方が良いと考えていますので、そこで使えるのがオブジェクトの四角形です。

コレクションにはたくさん種類があるのですがとりあえず目立つ、高値と安値を目安に囲えれば大丈夫です。ネックラインを見ることができればなお良いです。

ということであとはこの四角形を明確に抜けて来るのを待ちます。

基本的にはコレクションを抜けた方向に新たなスイングが出ますので、そこからは順張りトレードを心掛けるようにします。

もちろんコレクション内でもトレードは可能です。

特にフラッグやボックスレンジなら下限と上限がはっきりしているので、下位足に落として細かく拾うことができます。

ブレイクしたからエントリーはダメ絶対

ということで今回はトレンドラインを使って相場内での目線を明確にしようということを述べてきました。

トレンドラインにしろ四角形のオブジェクトにしろ非常にざっくりとした使い方ですので誰でも、今すぐに自分のチャートに取り入れることができますので是非ご活用いただければと思います。

最後に一つだけ注意点を述べるのですが、本記事で紹介した方法で引いたトレンドラインおよび四角形の上辺、底辺を抜けたからと言って直ちにエントリーするのだけはやめてください。

エントリートリガーとしてはポンコツどころの騒ぎではないので絶対にエントリーしないでください。

よろしくお願いします。