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【FX・ポンド/米ドル】12月第3週リアルトレード振り返り解説

こんにちは!波乗り道場生のこももと申します。

2021年6月に入門し、日々トレード技術向上に取り組んでいます。どうぞよろしくお願いします!

2022年12月第3週(12/12~16)のトレードの中で、GBP/USD(ポンド/米ドル)で自分の一八番とも言える(表現が古いでしょうか。笑)トレードを行いましたので週の振り返りとともに解説いたします。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。^^

12月第3週(12/12~16)マーケット動向

欧米では12月に入ると休暇を取る人も増え、マーケットは閑散とし流動性が低くなる傾向にあります。

我々日本人にとってのビッグイベントは大晦日含むお正月期間となりますが、海外は少し事情が異なる点に注意が必要です。

12月第3週は経済指標ラッシュでした。

その中でもGBP/USD(英ポンドと米ドル)に関連する重要なもの3つを表にまとめてみました。

特に13日の米CPIは市場の注目度が高く、発表後インフレピークアウト期待から利上げ予想が鈍化、米ドル売りでGBP/USDは大幅上昇となりました。

22年12月16日 GBP/USD トレード解説

16日(金)の欧州時間にGBP/USDを売りました。

チャートに、エントリーした時間を水色縦ラインで示しています。

1.環境認識(MTF分析)&セットアップ

日足から見ていきたいと思います。

日足は上昇トレンド継続ですが、前日の陰線が、直前の上昇波をほぼ戻しています。

下側の緑色の水平線が日足の押し安値のラインになります。

続いて、4時間足です。

押し安値(ピンクのライン)を切り上げ上昇トレンドが継続していましたが、前日高値圏での保ち合いを下方ブレイク、ラストの押し安値を割り込み、4時間足ダウ目線は売りに切り替わりました。

米CPI発表により高値を強く上抜けた波の起点を押し安値とし、ラス押し安値(最後に付けた押し安値)を割ってきた波の起点を戻り高値としました。(押し安値・戻り高値の位置、売り目線・買い目線はあくまでも個人的な見方になります)

続いて、1時間足です。

日足、4時間足のチャートに引いたラインはそのままコピーしています。

水色の短いラインは1時間足の押し安値、戻り高値などの1時間足で見た重要なラインです。

保ち合い(ピンク色のボックス)をレートが下抜け、1時間足もダウ目線は売りに転換しました。

4時間足の下降波(赤いライン)に対して戻り売りを検討します。

トレンドフォローを行う際に気にしているのはトレンドが発生しやすい時間帯です。

ポンドはイギリスの通貨なので、欧州時間に注文の偏り(トレンド)が発生する事が多いです。

東京時間に動きが出なかった時は、欧州初動の時間帯(16-17時)前後までの調整を見ています。

横軸で参考にしているのは移動平均線(MA)です。

この日は1時間足21MAまでの調整を見ていました。戻り売りを入れる時は上げ止まりを確認しますが、レートの上げ止まり候補(戻り売りが入ってきやすい位置)の目安には、縦軸の水平線(価格)と横軸のMA(時間)を特に意識して見ています。

東京時間に戻し(短期上昇)が入った後、前回安値がレジスタンス、4時間足の安値+ラウンドナンバーが重なるラインがサポートとして機能し、短期レンジ入りしました。

1時間21MAにレートが接近し、上値の重い動きをセットアップ完了とし、短期足に切り替えてエントリーのタイミングを計ります。

2.トリガー(エントリー)16時

15分足です。

短期足上げ止まりサインをトリガーとします。

15分足で分かりにくい時は1分足に時間軸を下げてタイミングを見る事もあります(※後述します)

赤丸の中の赤斜めラインで示した所がエントリーした位置になります。

決済は、赤い星印で示した所になります。

エントリーした位置は、15分足トリプルトップのネックライン付近でもあり跳ね返される可能性もありましたが、上位足の流れと短期足の波の上げ止まり(仮定)を優先しました。

短期足の安値トライは1回目は跳ね返されることが多いですが、エントリー時には3回目という事も考慮しています。

損切り位置は、15分足トリプルトップ高値抜けです(約25pips)。

決済は直近安値に指値を置きました(約40pips)。

この日は18:30に英経済指標(PMI速報値)が予定されていたのと、日足の押し安値からの押し目買い警戒で、伸ばさず分割もせず一括決済としました。

決済後、更に下げましたが気にしません^^ 自分が分かるところだけ取れば良い、という考え方を基本に取り組んでいます。

※1分足チャートです。1分足に15分足のローソク足を重ねて表示させています。

1分足は、15分足よりも細かくタイミングを見たいときに使っています。

1分足では三尊形成(反転のチャートパターン=上げ止まり)、右肩が左肩の高値を越えずミニダブルトップネック割れになっている事がお分かりいただけると思います。エントリーは赤い丸で囲った位置になります。

アウトプットの有効性

今回、ブログのテーマとして週の振り返りを兼ねたトレード結果のアウトプットをさせて頂きました。

こうしてトレードを細かく言語化してアウトプットする事は自身のトレードを客観的に評価する事にも繋がると改めて思いました。

このような機会を頂けている事に感謝いたします。

皆さまも是非、ご自身のトレードのアウトプットをしてみてください。

きっと良い発見があると思います。

道場生はディスコードのトレードアウトプット部屋に書き込むことをお勧めいたします。

プロトレーダーが添削してくださる素晴らしい環境が用意されています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。これからも共に相場の勉強を頑張っていきましょう!^^

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