明けましておめでとうございます。ブログを読んでくださっている方の殆どはFXトレーダーだと思いますが、昨年はトレード上手く行きましたか?(ブログがアップされているころには大分経ってしまっていると思いますが、ご挨拶の気持ちだけでも受け取っていただければ嬉しいです)
波乗り道場に入ってから早いもので丸二年が経ちました。去年の今頃から道場メディアチームに入らせていただき、ブログを書き始め、道場の体験談からテクニカルな内容、TradingView(トレビュー)やMT5の使い方、など様々な内容についてブログを書かせていただきました。
その中であまり触れなかった内容はトレードの内容でした。その理由は人に見せれるようなトレード成果が出ていなかったからです。
去年の始めではまだ自分が自信をもてるようなトレードができていなくおそらくどなたもが陥る連敗期が続いていました。しかし5月くらいから通貨もドルだけに絞り鉄板パターンの構築など始めながらFXについて色々と考え直した結果、2023年は資金2倍達成し最終的にプラスで終わることができました。
今年の目標はもちろん更なるプラスで終われるように頑張りたいと思いますが、新たなチャレンジとして海外プロップファームの試験に挑戦してプロップトレーダーになれるように頑張りたいと思います。
そこで今回自分のリサーチにもなると思い、個人口座でトレードすることとプロップファームでトレードするメリットとデメリットを紹介したいと思います。
その前にプロップファームとは何かと知らない方のために簡単に説明したいと思います。
プロップトレーディング(Proprietary Trading)またはプロップファーム(Proprietary Trading Firm)は、企業が自己資本を使用して金融商品を取引し、その利益を追求する取引の形態を指します。つまり企業が外部のクライアントのためではなく、独自の資金で取引を行うことを意味します。そして儲けた利益の山分けを条件にトレードが上手い方を選定して資金を預けるのがプロップトレーダーと言われる方々です。
ではなぜ試験を受けなくてはいけてまでプロップトレーダーになりたいのかについて説明いたします。分かりやすくするためにプロップファームと個人口座を比べた表を作りました。
これらの事から安定的に利益を出せるようなトレーダーはプロップファームの試験を受ける価値があると思います。特に波乗り道場で勉強されている方であればプロップファームが規制しているルールとかは既に厳守されている場合も多いと思います。
また、逆を言えばプロップファームで仮に$289で$50,000の軍資金でトレードができるという事です。そして完全に溶かしてしまったとしても自身が失うのはたったの$289だけです。個人口座だった場合$50,000が溶けたことになります。そう考えるとリスクはとても少なく大きな利益も得られるチャンスがあると思えると思います。もちろんその分試験や審査も難しいと思いますが。(The Funded Trader参照)
プロップファームも個人口座も同じだと思いますが、証券会社の選定を間違えたりすると口座の凍結や詐欺なども含めて資金を失う可能性もありますので気を付けないといけないと思います。
ジョニーさんが道場で常に口を酸っぱくして教えていること「出金をしっかりする」を厳守していればプロップファームの運用は安全だと思っています。それは万が一プロップファームが閉業や倒産した場合稼いだ資金はもちろん受験料として払ったお金も戻ってこなくなるからです。いい例が去年の秋に起きた事件、海外プロップトレーダーの中では信頼を置かれていたMy Forex Fundsが夜逃げした事件で何億と言った損害が出たことです。そう言ったことはプロップファームだけに限ったことではなく個人口座を開設している証券会社でも起きえることだと思います。だからこそ小まめな出金は大事だと改めてジョニーさんの言葉が大切だと思います。
アメリカの米商品先物取引委員会が報告したMy Forex Fundsに対する事件の記事がこちらです。
https://www.cftc.gov/PressRoom/PressReleases/8771-23
私が考えるベストなシナリオは以下の通りです。
プロップファームと個人口座の併用。
つまり、始めたばかりだとあまり種銭も少なくレバレッジを活かすにも中々難しいところがあります。少額でプロップファームの受験を受けて多い資金を運用できるようにします。
次になるべく出金ができるタイミングで小まめに個人口座へ出金。そうすることによって万が一の出来事にも備えられている。
そしてある程度個人口座の資金が増えたらルールに縛られない自由なトレードで自分の資金を運用していく。この時には種銭も溜まっていてレバレッジを活かせる資金が入っているはずです。
そしてもちろん個人口座においても忘れてはいけないのは必ず儲けたら出金することです。
プロップファームはFXをする上で一つの方法に過ぎませんが使い方次第ではメリットも多いと思います。少額の受験料(手数料)を支払うことによって何十倍と言った資金の運用を任されることもでき、それによって大きな利益も期待できます。
そしていつどのような理由でプロップファームがダメになるかも分からないので個人口座も併用しつつ、プロップファームから出金したお金を個人口座に回してある程度資金が溜まったらそのお金で大きくトレードするのがベストだと思います。
まとめますと、それぞれの使い道があり、戦略を持ってトレードに向き合うことによって自身の力だけではできなかったようなトレードができるようになると思います。しかしプロップファームでトレードするにしても個人口座でトレードするにしても大事なことは安定したトレードができているかだと思います。その為にも道場で学ぶ事は必ず将来に繋がると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆様にとって2024年がご多幸ある年になることをお祈りいたします。