「スマホでトレードなんて実際のところ本当にできるのだろうか?」とまずは懐疑的に思われる人が大半なのではないでしょうか。
一般的にはPCの画面いっぱいにチャートを表示して出来るだけ広い範囲で相場環境を分析した方が良いとされているわけで、スマホだと見える範囲がかなり狭くて視野が限定的になってしまいます。
その点において敬遠されるのがスマホトレードなのかなと個人的には感じています。でももしスマホで気軽にどこでもトレードができたら、それに越したことはないと思うんですよね。
ということで今回は、私自身が日々行っているスマホでのチャートの見方やスマホトレードのおさえておきたいポイントをシェアさせていただきます。
もっと気軽にトレードがしたい!という方の参考になれば嬉しいです。
「勝てない人はチャートを広く見たところで勝てない。」
いきなり失礼なことを述べてしまい大変心苦しいのですが、これは本当です。実際に私もそうでしたし他のトレーダーに聞いてみても広く見ただけでは勝てないとおっしゃっています。
なぜなのでしょうか?
それは「広く見ることのメリットが分かっていない」ことが原因です。
広くチャートを見るメリットは沢山ありますが中でも「より多くの相場参加者の思惑を把握できる」というのが大きな部分を占めると思います。
相場参加者というのはスキャルパーやデイトレーダー、そしてスインガーといった短期から長期まであまねく含まれますので、より多くのトレーダー心理を読み解くことで長期トレンドの節目から短期で反発を狙ったトレードができますし、中長期のトレーダーでは狙いづらい狭い値幅をスキャルピングで取っていくこともたやすくなると思います。
とは言え初心者や勝てていないトレーダーにそのような芸当がはたしてできるのでしょうか。
答えは否です。
少なくとも私にはできませんでした。
ということで相場参加者の心理をあまねく把握することはあきらめて「直近のトレンド」に注目して短期間で勝負を決めてしまう方が簡単だし合理的だと思うんですよね。
そこで直近のトレンドを把握するために必要な過去の値動きは期間区切り線で言うとせいぜい2区間で十分なので次の項目では過去2区間の分析方法について簡単に解説します。
期間区切り線を入れてない人のためにまずはチャート設定についてです。
例えば1時間足を見ているとすると1区間は1日の動きを示していますよね。なので過去2区間というと2日前の相場から分析して今日のトレードに活かすといった感じです。
とは言え相場環境によっては3区間を見ないと分析ができない時もあるのでその辺は頭を柔軟にして見てくださいね。
そしてここから何を見ていくか?というと、この2区間からトレンドを見つけていきます。トレンドというのは簡単に言うと1、2の3のリズムで動くN型の相場です。
このトレンドが完成しているか否か、そして完成した後にレンジを組んで天底パターンが出ているのか否かを判断するだけで基本的なトレードは可能になりますので、やっぱりスマホだけでトレードってできるし勝てるようになると思うんですよね
このように過去2区間だけを分析するのであればマジでスマホでも十分にトレードが可能なんじゃね?って感覚は得られませんかね?どうですか?
ということで今回はスマホトレードのすすめというテーマで記事を書いてみました。
本記事ではスマートフォンでも十分に優位性はあるんだよと言った本当に触りの部分しか述べることができていないので今後もシリーズ化してスマホトレードの攻略法やリアルトレードの解説などもお届けできればと思っています。