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軽視すると危険!資金管理を徹底してFXから退場しない実践的な方法

こんにちは。波乗り道場生のみやと申します。2021年4月に波乗り道場に入門し、0からFXを勉強中です。

損切位置をずらしたり、損切出来ずに想定外の損失を出したことがある方は多いのではないでしょうか。

今回は初心者は軽視しがちなのに、超重要な資金管理についてまとめました。

資金管理とは

自分の資金に対する許容リスクを決め、損益をあらかじめ計算することです。使っている手法の勝率によってリスクリワードを考えてトレードする必要があります。FXは9割の人が負ける世界です。資金管理は負け続ける前提でうまく立ち回っていくのに必要不可欠な存在なのです。

自分の勝率から必要なリスクリワードを知る

勝ちトレード回数÷総トレード回数=勝率

100÷勝率-1=リスクに対する必要リワード

勝率40%の場合100÷40-1=1.5なので、リスクリワードが1:1.5以上のトレードが必要になります。波乗り道場で学べる波動論はリスクリワード1:1.5~2以上は狙える手法なので、資金が溶けにくい手法となっています。

①証拠金は10分割して入金する

10万円の資金がある人は全て一度に入金せず、1万円ずつ入金し一気に溶かすことがないようにします。

負けても次があるという心の余裕を持つことが重要です。

②証拠金の1~5%を1回のリスクとする

勝ちのリズムを掴むまでは一定のパーセンテージでリスクを取り、負ければリスクの額も減っていくようにします。

逆コツコツドカン型(負ける時は少額の損切を重ね、勝つ時は大きな利益を上げている)の人に向いている資金管理方法です。

10000円の5%は500円→負けたら9500円に対して5%のリスク475円

レバレッジをかけられるのがFXのメリットですが、資金の30%を無くした人は資金が溶けやすいという統計があります。大きな損失を出すことによる精神的ダメージを防ぎ、冷静に相場を分析することができるのです。

ロット計算アプリが多数出ていますので、好みのものを使用してみて下さい。

③損失額を固定する

高勝率な手法を使っている方は損失額を固定する方法が向いています。

しかし連敗すればするほど資金に対してのリスク額が大きくなるデメリットもあります。それでも精神的負荷がかからない方であればおすすめです。

④こまめに出金する

証拠金としてFX口座にお金を入れておくと、せっかく増やしたのに溶かしてしまうリスクがあります。

FXの目的は自分の口座残高を増やすことです。2倍に増やせたら4分の1は出金します。

10000円→20000円→15000円→30000円→22500円→45000円というように増やしていくことができます。

⑤勝てるようになったらスライド法

スライド法とは損失額に対して1.1倍のリスクを負い、勝ったら元のリスクに戻していくという方法です。

固定のパーセンテージでリスクをかけていると、3連敗後に3連勝した時元本金額より少しマイナスになります。

これは想像以上のストレスです。人間はどうしても損失を取り返したいという心理が働き、無理な取引につながってしまいます。

スライド法を使うと3連敗後に3連勝で少しプラスにすることができるのです。自分の証拠金額でぜひ計算してみてください。

自身の最大連敗数を把握しておく必要がありますが、ある程度トレードが上達している方なら5連敗程度にはなるのではないでしょうか。

それ以上連敗が続く場合は無駄なポジションを持ってしまっている可能性が高いです。今一度検証を重ね、優位性が高いポイントを明確にする必要があるでしょう。

⑥証拠金を許容損失額にする

証拠金を自分の許容損失額のみにし、フルでレバレッジをかけて勝負するというやり方もあります。1000円だけ入金し、損切を置かずに勝負をしている道場生もいます。

少額だとかなり絞り込んだエントリーしかできないので、精度の高いエントリーができるというメリットがあります。ポジポジ病になってしまう方にはいい方法です。

まとめ

FXを始めたての方は手法に目が行きがちですが、長年相場で生き残っていくには資金管理が必要不可欠です。損切は必要経費なのです。

損切でいくらなくなるのか把握せずにエントリーしている、損切出来ずに溶かしてしまう、損切せずに耐えられた経験がある方はかなり危険といえます。

1000円の損切をしても心がぶれない人もいれば、凄く落ち込んでしまう人もいます。自分の証拠金額と勝率に適した損失額を把握し、自分の心が許容できる損失額のなかでしっかり損切していく必要があるでしょう。