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FXトレードで勝率アップ!ラインブレイク3つの考え方

ラインブレイクとは、重要なラインを「しっかり」上抜けしたら、直近の目線は上。重要なラインを「しっかり」下抜けしたら、直近の目線は下。という考え方です。

重要なラインを抜けるか抜けないかは非常に重要な事です。「しっかり」抜けなければ、抜けていないと判断されます。特に週足なら翌週の戦略を、日足なら日足レベルの戦略を組み立てる情報としても非常に重要です。

「しっかり抜けた」を1言で言えば「1:1以上で抜けているかどうか」です。

いくつか具体例をあげてみたいと思います。

3つのブレイク例

①水平線ブレイク

下図の青色丸の波は前の安値を割っているが、抜けが甘い為に戻りが深くなっています。

この辺りの理解は波乗り波動を研究している方であれば特に難しくはありません。波動を理解していれば黒いラインでエントリーはしないです。

こちらの青色丸の波は黒色のラインを1:1以上で割っている為、戻りも深くなく波動が展開しています。

②Wボトム/トップ 三尊/逆三尊 (チャートパターンブレイク)

↓ネックラインを1:1で割っているので綺麗なWトップ↓

↓三尊を1:1で割っているので綺麗な三尊↓

↓1:1以上で抜けていないので押しが深い逆三尊↓

ネックライン抜け即エントリーだと押しが深くなった場合にマイナスに耐えなければなりません。様子を見るとそのまま巡行してしまう場合もあります。

チャートパターンからのエントリーも意外に難しいです。

③トレンドラインブレイク

トレンドラインも1:1以上で抜けているのでしっかり抜けていると判断できます。

補足として20MAがトレンドラインを抜けるのも重要です。    

まとめ

いかがでしょうか。

しっかり抜ける=1:1以上 を確認してからトレードすることで監視足であれば目線の固定。執行足であれば押し戻りの位置を見極めようとする余裕が出てくると思います。

引いていたトレンドラインを少し割ったからと言って見ている時間足の確定前にエントリーすると逆行したりとか、抜けが甘いが為に最初は利益が出ていてもエントリーの時より深い位置まで押しが入って損切にあったりとかしていませんか?1波と2波を捨てれば楽になれるのに・・・。

ブレイクという感覚はトレードに役立つと思いますので、是非ご活用ください。