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【FX基礎】エントリー前に必ず知っておきたい6つの注文方法

みなさんこんにちは。波乗り道場生のみやと申します。2021年4月に波乗り道場に入門し、0からFXを勉強中です。

FXには様々な注文方法があり、それぞれの特徴を理解して上手に使い分けるとトレードに大いに役立ちます。1つ1つご紹介していきます。

成り行き注文

成行注文(MT5ではカウントダウン注文)は時価で今すぐ取引したい時に使う注文方法です。一番わかりやすい注文方法ですが、待つのが苦手な方にはあまり向いていません。チャートを頻繁に確認出来る方や、スキャルピングなど短期足メインのトレードに向いている注文方法です。

また、チャートパターンや包み足を確認してからエントリーしたい時なども成り行き注文を使います。しかしチャンスが来るまでチャートに張り付くことはできませんよね。

環境認識をしてアラートを仕掛けておけば、成り行き注文でもずっとチャートを見ている必要はありません。アラートが鳴ってからチャートパターンなどを確認し、エントリーすると良いでしょう。

指値注文

現在の価格より有利なレートになったときに注文が約定するよう、売買価格をあらかじめ指定して予約注文しておくものです。

Buy limit・・・現在のレートより低いレートで買いの予約注文

Sell limit・・・現在のレートより高いレートで売りの予約注文

Buy stop limit・・・指定した価格を上回った時に有効となる指値買いの予約注文

Sell stop limit・・・指定した価格を下回った時に有効となる指値売りの予約注文

Buy stop limitとSell stop limitは、価格①を指定し、価格①に到達してから価格②に到達しないとエントリーされない仕組みです。

順張りの押し目や戻り目に指値注文を設定し、より有利な価格で売買することが出来ます。

逆指値注文

現在の価格より不利なレートになったときに注文が約定するよう、売買価格をあらかじめ指定して予約注文しておくものです。

Buy stop・・・現在のレートより高いレートでの買い注文

Sell stop・・・現在のレートより低いレートでの売り注文

レンジブレイクを狙ったトレードや、高値または安値更新を狙ったトレードをする方におすすめの注文方法です。

また逆指値注文は損切り注文という意味で使われることもあります。

OCO注文

OCOとはOne Cancels Othersの略です。

指値注文と逆指値注文を同時に出し、どちらかが成立したらもう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。

レンジブレイクを狙う手法などで、上下どちらに抜けてもエントリーすることができます。既にポジションを保有している状態でのOCO注文は、決済注文(利確・損切)という意味で使われています。

指値注文は利確、逆指値注文は損切りになります。

IFD注文(イフダン注文)

新規注文と決済注文(利確または損切)を同時に出す注文方法です。

〇〇円になったら買いエントリーし△△円になったら利確というような注文ができます。

しかし損切りを入れずにエントリーするのは危険すぎますし、利確位置を明確に決めずにエントリーするのも危険です。

IFD注文をするならIFO注文をおすすめします。

あまりこの注文方法を使う場面はないかもしれません。FX口座に入れる金額を許容損失額にし、フルレバで挑むやり方をしている道場生も沢山います。

そのような資金管理法を使っている方には便利な注文方法です。

IFO注文

IFD注文とOCO注文を合わせたもので、新規注文(指値注文または逆指値注文)と決済注文(利確と損切)を同時に出すことができます。

〇〇円になったら買いエントリーし△△円になったら利確、□□円になったら損切というような注文ができます。

チャートを頻繁に見ることができない方や、待つことができず早めにエントリーしてしまう方にはおすすめの注文方法です。

しっかり環境認識を行いシナリオを立てれば、あとはIFO注文を入れて放置するだけです。無駄なポジションを持ってしまったり、機会損失の心配が減るでしょう。

波乗り道場で学べる波乗り波動論では、この価格までは戻し、ここまでは伸びるだろうというレートを把握することができます。IFO注文にとても向いている手法です。

また、環境認識をしっかりしても怖くてエントリー出来ない方もIFO注文をぜひ使ってみて下さい。強制的にエントリーできるので、迷わず取引ができるようになります。

まとめ

予約注文はチャートを見ていない間にエントリーすることができるというのが大きなメリットです。

しかしどのようなチャートパターンを形成してその価格に到達したかは関係なくエントリーされてしまいます。ローソク足の形や勢いなどを見れないというのが最大のデメリットです。

押し目買いを狙って指値注文を入れていたとしても、戻しの勢いが予想より強く一気に逆方向にレートが伸びてしまうこともあるのです。

自分のトレードスタイルや手法と相性の良い注文方法を見つけて、上手く活用してみて下さい。