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FXトレードにファンダメンタルズは必要ない?その理由とは?

こんにちは。波乗り道場生のみやと申します。2021年4月に波乗り道場に入門し、0からFXを勉強中です。

FXを勉強していく中で、ファンダメンタルズの重要性について書かれている書籍などを読んだことがあると思います。

毎日様々な経済指標や、要人の発言があります。それらを全て考慮してトレードする必要は本当にあるのでしょうか?

ファンダメンタルズとは

国の経済状況を示す基礎的要因のことです。要人発言や経済指標の影響で、為替レートが大きく動くことがあります。最近ではウクライナ情勢が円安に影響を与えていますね。

しかしどんなに強い上昇が続こうと、チャートは規則的にチャートパターンを作って動いていることに変わりないのです。

チャートパターンについて検証した動画はこちら↓

近年起きた為替暴騰・暴落事件

①スイスフランショック

2015年1月15日スイス国立銀行が「1ユーロ=1.20スイスフランの上限を廃止」することを発表しました。これにより数十分のうちにスイスフラン/円では37円以上動きました。

多くのトレーダーがロスカットが間に合わず追加証拠を食らうことになったのです。

メジャー通貨同士の通貨ペアで取引することで、この様な事件に巻き込まれることを防げます。

②コロナショック

2020年2月20日から3月頃まで世界的なコロナの流行により、株価が暴落しました。それと共に為替も大きく動き、ドル/円では11円以上動きました。

③ロシアウクライナ戦争の勃発

2022年2月24日にロシアウクライナ戦争が開始されました。それにより為替も大きな影響を受け、今もなお円安が進行しています。

ファンダメンタルズを考慮しなくてもFXトレードは出来ますが、予測できない為替変動が起こることがあります。普段からしっかり損切を置くようにし、大損しないようにする必要があります。

意識すると優位に働く経済指標

以下の2つの指標は世界的に意識されている経済指標なのでその時間帯のトレードは注意が必要です。

①米国雇用統計

原則毎月第一金曜日に発表されます。アメリカの雇用情勢(失業数・新規雇用数など)を調査した統計で、最も重要な経済指標の一つです。

波乗り道場では毎月雇用統計に合わせた「雇用統計ライブ」があり、ジョニーさんに相場解説をしていただけます。リアルタイムでジョニーさんのトレードを見られる貴重な機会となっています。

雇用統計発表時にはレートが素早く動き勝負が早くつきやすく、道場生にとってはお祭りのようなものになっています。

②FOMC

Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、米国の金融政策を決定する委員会のことです。米国の景気が良ければ利上げ、景気が悪ければ利下げを実施します。

予測より結果が良いと上昇方向に延びたり、レンジ相場から一気にブレイクする起爆剤のような動きが生まれることがあります。

ファンダメンタルズはテクニカルに織り込まれている

指標発表後に急上昇して急落するという場面を見たことがあると思います。しかし終わってから見てみると、しっかりテクニカル通りに動いていることが分かります。

これはダウ理論の基本原則でも「価格はすべての事象を織り込む」と定義されています。

ダウ理論に関する詳しい説明はこちら↓

こちらは両方とも雇用統計の時間帯のチャートですが、他の時間帯と異なったローソク足を形成しているわけではありません。

練習ソフトを使って検証を続けていると、時間帯・曜日など全く考慮しなくてもテクニカル通りに動いていることが分かってきます。

また様々な指標発表を考慮し始めると、なぜ負けたのか勝ったのか分からなくなってしまいます。

テクニカル分析をひたすら練習していくことで、指標発表の影響も味方につけたトレードができるようになるのです。

練習ソフトについての動画はこちら↓

まとめ

ファンダメンタルズを全く考慮しなくてもFXトレードをすることはできます。どんな要因があろうと、全てはテクニカルに集約されてチャートは動いているからです。

負けた原因をファンダメンタルズのせいにすることだけはしてはいけません。要人発言があったから~雇用統計があったから~と言い訳していても何も成長にもつながらないからです。

全くファンダメンタルズを考慮しなくても自分の手法は勝てると確信できるよう、検証を重ねていく必要があります。

初心者のうちは雇用統計・FOMCがある時間帯にトレードしないのが無難です。慣れてきたら道場生のようにお祭りとして楽しむのもいいのではないでしょうか。