こんにちは。波乗り道場生のみやと申します。2021年4月に波乗り道場に入門し、0からFXを勉強中です。
今回は危険なイメージが強いナンピンについてまとめました。
買いポジション(または売りポジション)を持った通貨ペアのレートが下がった(上がった)時、更に買い増して(売り増して)平均取得単価を下げることです。
買い下がり、売り上がりともいいます。
例えば、ドル円を130円で1lotロングし、レートが129円になったとします。そこでまた1lotロングすることで平均取得単価は129円50銭になります。
つまり、129円50銭で2lotロングしたのと同じことになり、レートが129円50銭を超えた時点で含み損がなくなります。
メリット
①平均取得単価を下げられる
②1つのポジションより利益が増える
デメリット
①初心者には難しい
②1歩間違えると損失が増える
根拠のないナンピンは損失が拡大するだけでとても危険です。損失許容額内でナンピンする戦略を考える必要があります。
ムキになってナンピンして大損をしたことがある方は多いのではないでしょうか。ナンピンするか損切りするかの基準を明確にすることが大切です。
薄い壁を背にしてエントリーする時はその壁を越えたら損切するようにします。厚い壁(何度も意識されている価格帯)を背にしてエントリーする時はナンピンするのも一つの戦略です。
ナンピンについて解説した動画はこちら↓
損切するかナンピンするかは自分のトレードスタイルによっても変わってきます。
厚い壁が70pipsもあるとすれば、スキャルピング・デイトレードでのナンピンは合理的とは言えません。スイングトレードレベルの値幅を狙っている人なら、ナンピンするのも合理的といえます。
トレードスタイルについて解説した動画はこちら↓
あまりよく考えずにナンピンしてしまっている方は多いと思います。教科書的にナンピンは危険であまり良いイメージはないかもしれません。しかし根拠をもって戦略的にナンピンすることで利益を増やすことができるのも事実です。
ぜひどんな時にナンピンが有効なのか検証し、戦略に組み込んでみて下さい。