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ロスカットとは?FXトレードをするうえで知っておきたい証拠金の仕組みと計算方法

こんにちは。波乗り道場生のみやと申します。2021年4月に波乗り道場に入門し、0からFXを勉強中です。

今回はFXトレードをするうえで知っておきたいレバレッジや証拠金の仕組みについてまとめました。

有効証拠金と必要証拠金

有効証拠金とは、まだ決済していないポジションの損益を加えた証拠金残高のことです。

必要証拠金とは、ポジションを取るためにその取引額に対して最低限必要となる証拠金のことです。

取引通貨ペアやその通貨の円評価レートの変動によって異なり、取引金額の4%以上を口座に入れておく必要があります。

必要証拠金計算方法

例)USDJPYが130円の時1000通貨の取引を行う
130円×1000通貨×4%=5200円

レバレッジとは

有効証拠金の最大25倍(国内口座の場合)の金額を取引することができる仕組みのことです。

外貨預金であれば1000ドルを取引するのに1ドル=130円で計算すると、13万円の資金が必要になります。1ドル=131円の時1000円の利益が出ます。

レバレッジを利用すると13万円で最大325万円分の取引が可能になります。

レバレッジを使って小額から大きな利益を出せるというのがFXの強みです。

しかし、レバレッジをかけすぎる取引は大きな損も生みやすくなります。

※(現在の為替レート×取引数量)÷証拠金=レバレッジ

例)USDJPY130円×1000通貨÷1万円=13倍
1万円の証拠金で130円で1000通貨ロングし、131円で決済すると
1円×130円×13倍=1690円の利益となります(スワップやスプレッドは除く)

ロスカットとは

有効証拠金が必要証拠金を下回りある水準に達した時、含み損ポジションが強制的に決済されることです。

証券会社によってロスカットになる証拠金維持率は異なり、ポジションを自動的に決済することで投資家の資産を守ってくれます。

しかしロスカットになる前に自分で損切したほうが損失を小さくできることは間違いありません。

例)証拠金10000円、必要証拠金5200円、50%でロスカットの場合
10000円-5200円の50%=7400円
含み損が7400円を超えるとロスカットになります。

ロスカットを避けるためには無理なレバレッジを効かせず、損失が拡大する前に損切することが重要です。

損切の重要性について解説した動画はこちらです↓

損失許容額だけを口座に入れ、損切を置かずにフルレバでトレードを行うというやり方もあります。

小額を大きく増やすための立ち回り方についての動画はこちら↓

追加証拠金

レートが急変するとロスカットが間に合わず、口座に入れていた金額より大きな損失が出てしまうことがあります。

その損失額を入金することを通称追証(おいしょう)と言います。

海外FX口座には追証がなく、ゼロカットシステムが採用されているので口座に入れた額以上の損失が出ることはありません。

波乗り道場ではFXGTという海外ブローカーを推奨しています。

まとめ

レバレッジを効かせて取引できることがFXの最大のメリットです。

しかし大きな損失に繋がるという側面もあります。短期間で資金を増やそうとせず、コツコツ損切してロスカットは絶対回避する必要があります。

FXトレードは継続することが成功への道です。全ての資金を溶かさないよう立ち回っていく必要があるでしょう。