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【FX】マルチタイムフレーム分析のメリットとは?デイトレードで勝率アップ

こんにちは。波乗り道場生のこももと申します。

2021年6月に入門し、トレード技術向上に日々奮闘中です。

どうぞよろしくお願いします。

今回は、マルチタイムフレーム分析の考え方から実際のトレードまでをまとめてみました。

マルチタイムフレーム分析とは

マルチタイムフレーム(「Multiple Time Frame」以下、MTF)分析とは、

異なる時間軸で「環境認識」(レートが相場においてどの位置にあってどういう状況にあるか、現時点での解釈)を行いそれらを総合的に判断する事により、トレードの精度を上げていく分析方法です。

MTF分析のメリット

相場は、複数の時間軸、例えば長期の月足から日足、4時間足、1時間足・・・・1分足と呼ばれる短期まで、N波動の組み合わせで構成されており(フラクタル構造)、トレーダーそれぞれが、それぞれの時間軸のN波動を認識して取引を行っています。

そのため、単一時間軸のチャート分析よりも、より大きな流れを多角的に見るMTF分析は、スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、どの取引スタイルにも関わらず、有利なポジションを持つための重要な役割を果たしていると考えます。

MTF分析の方法

基本的に、上位(長期)の時間軸で環境認識を行い、下位(短期)の時間軸でタイミングを取ってエントリーを行います。

ここで言う「上位」とは、エントリーを行う足よりも長い時間軸を指しています。

波は小さな時間軸から作られますが、大きな時間軸のトレンドに流されやすいと言え、大局の流れに沿ったトレードは、損を小さく利を大きく伸ばす事が可能になります。

MTF分析を使ったデイトレードの一例

実際のチャートを使い、1日の中で取引を完結させる「デイトレード」を前提としたMTF分析 ~ エントリーを考えてみます。

MTF分析は、それぞれの時間軸で仮説を立て、シナリオを作ります。

ここでは日足・1時間足で環境認識を行い、5分足でエントリーのタイミングを計ります。

下記のチャートは、日足(上段左)、1時間足(上段右)、5分足(下段)で、赤い縦線の時点での想定とします。

※画像クリックで大きな画像を表示できます。

【日足】

安値更新が止められ、日足クラスの上昇波(緑色のライン)に対しての押し目買いが入りやすいゾーンにレートが位置しています。

【1時間足】

1時間足もまた、1時間クラスの上昇波(水色のライン)に対しての押し目買いが入りやすいゾーンに位置しています。

前回安値の位置で2回目のサポート(Wボトム)を想定します。
(Wボトムは、安値更新が出来なかった下降N波動(N波動の崩れ)と上昇N波動の組み合わせと言えます)

1時間足を縮小して、もう少し広い視点でチャートを見てみます。

日足の押し目買い候補のゾーンで高安値を切り上げ、下降のN波動から上昇のN波動に変わっています。

エントリーは分足と呼ばれる短期の時間軸を使ってタイミングを計ります。

【5分足】

5分足は1時間足の安値2回目の試し(オレンジの水平線付近)で保合いとなっていましたが、保合いを上に抜けたところで、買い目線に切り替えます。

保合いを上に抜けた波が上昇のN波動になるのを想定し、5分クラスの小さな上昇波に対して押し目買いを入れます。

損切は1時間足安値の20pips下、利確は1時間の高値(40pips)とします。リスクリワード1:2を想定したトレードです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

MTF分析は、一見複雑なように思えますが、各時間軸のN波動の組み合わせでひとつひとつ見ていくとシンプルに考えていけるのではと思います。

上記はデイトレードの一例ですが、波乗り道場では波動論を使い、どの時間軸の取引スタイルであっても、リスクリワードの良いトレードを学ぶ事が出来ます。

MTFの考え方など、下記の波乗り道場の動画を是非ご参考になさってください(チャンネル登録もよろしくお願いします☆)

これからも共に、相場の勉強を頑張っていきましょう^^