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FXの取引スタイル4種を紹介!最も資金効率が良いトレードとは?

こんにちは。波乗り道場生のこももと申します。2021年6月に入門し、トレーダーとしての技術向上に日々奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

今回は売買スタイルの中でも一日の中で取引を完結させる「デイトレード」に着目し、実際のローソク足チャートを参照しながら取引の概要とエントリーの一例をご紹介します。

取引スタイル4種類

FXにおける売買スタイルは、エントリーからクローズ(決済)までの時間で大きく4つに分類されます。

1.スキャルピング

スキャルピングはFX取引のスタイルのなかで最も短期的な取引を繰り返すスタイルで、数秒から数分の短時間で取引を完了させます。1回の取引で得られる値幅は数pipsから数十pips程度で他のスタイルに比べると大きくはなりませんが、小さな利益を積み重ねていくことで、利益を増やしていく事を目的としています。

2.デイトレード

デイトレードは数分から数時間単位の期間で取引をする売買スタイルで、基本的にポジションの日またぎはせず、その日のうちに取引を完結させます。スキャルピングに比べて1回のトレードの利益は比較的大きくなります。

日またぎリスクを排除でき、売買中は一定時間毎にチャートをチェックする事から、想定外の相場の急変でも対応が比較的早く対応できるため、リスクコントロールがしやすいのも、デイトレードの強みとなります。

3.スイングトレード

スイングトレードは1日~数日単位の期間で取引をする売買スタイルで、期間はデイトレードより長い期間になり、中期的な相場の波を狙うことを目的とし、得られる値幅や利益も大きくなります。

4.ポジショントレード

ポジショントレードは4つのトレードスタイルの中で取引時間が最も長く、1週間以上~年単位でのトレードも視野に入れたものとなります。取引機会は少なくなりますが、1度に得られる値幅や利益はとても大きいものになります。長期的な視線で戦略を立てることが出来、スワップポイント(取引する2つの通貨の金利差)獲得を狙う事も出来ます。

デイトレード取引

デイトレードは上記にも示した通り、基本的にその日のうちに取引を完了させるスタイルです。

ローソク足チャートでは、日足ならローソク足1本分、4時間足なら(24÷4)6本分、1時間足なら24本分となります。

デイトレードの多くの場合は、「時間足」以上の長期足で分析をし、「分足」と呼ばれる短期足で売買タイミングを計ります。

おおよそのイメージを掴みやすくするため、実際のチャートで確認してみます。

日足チャートです。緑矢印の期間が1ヶ月になります。赤丸が日足一本分です。デイトレードでは、このローソク足1本の中でエントリーと決済をします。

デイトレードを行うには、もう少し細かく時間軸を下げてローソク足チャートを見てみます。4時間足(左)と1時間足(右)です。ピンク色が日足のローソク足で、各時間のローソク足に重ねて表示しています。赤丸が当該日足です。

デイトレードにおいて多くの場合、ターゲット(どの時間軸のどの波を取りに行くのか)の判断は1時間以上の時間軸で決めていきます。その際「環境認識」(レートが相場においてどの位置にあってどういう状況にあるか、現時点での解釈)がとても大切になります。

更に細かく、分足を見てみます。15分足(左)と5分足(右)です。ピンク色が日足のローソク足で、各時間のローソク足に重ねて表示しています。赤丸が当該日足です。

時間足で環境認識をし、ターゲットが決まれば、後はその位置までレートが到達するのを待ち、分足に時間軸を落としてエントリーのタイミングを計ります。

トレードの一例

日足、4時間、1時間足で上昇トレンドが出ています。前日、1時間足の中段保合いからレートが上方ブレイクしました。

1時間足の上昇トレンド中の波を狙うため、短期足(5分)でエントリータイミングを計ります。目安となる長期足の抵抗帯が見当たらない時は、短期足レンジブレイクで入るのも長期足トレンド中の入り方として有効かと思います。矢印のところです。

まとめ

上記でご説明した4種類のトレードスタイルそれぞれにメリット・デメリットがあり、どれが簡単でどれが難しいという事もありません。ご自身のライフスタイルや性格、運用の目的に合った取引スタイルを選択する事は、無理をしないトレードを続けていける大きな要素となります。

デイトレードの優位性などについては、下記の波乗り道場の動画を是非ご参考になさってください(チャンネル登録もよろしくお願いします☆)

これからも共に、相場の勉強を頑張っていきましょう^^