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チャネルラインの1つの役割と、その成り立ちについて 

こんにちは。波乗り道場生のらっちと申します。2020年からFXを始め、波乗り道場が始まってからすぐ入門させて頂きました。 

チャネルラインの1つの役割として『目線』を明確にする、というものがあります。

しかしチャネルが完成して時間が経つにつれ、チャネルラインの消費期限は短くなっていきます。

チャネル成立の初期から追いかけていくことができれば、それだけトレードチャンスが増えるので、チャネルの成り立ちを理解した上で値動きを追いかけていきましょう。

例は3/31 AUDJPYの15分足のチャートになります。

説明の為に平行レンジと仮定します。

青色の蛍光ライン3点でレンジ確定。トレンドライン抜けから前回安値まで狙いたい所です。

しかし、実際には0.236で止まって反発上昇しました。

チャネルになる場合は、大体0.236か0.382で反発します。

下限2点を結んだラインを上の頂点のヒゲ先に当てるとチャネルになります。ちなみにチャネルラインを左に伸ばすと左側でサポレジ転換が起きている事が分かります。

チャネルが成立する過程を今度は略図で説明します。

①平行レンジではなくFIBO23.6で止まった事で三角持ち合いになる。

②三角持ち合いを上抜けした事で直近高値が目標になる。三角から四角に変体する。

③四角を上抜けする事で平行チャネルが目標になる。四角から菱形に変体する。

今回のAUDJPYは、上昇チャネル上限を目指していたローソク足が直近の高値に抑えられ大きくヒゲを残して反落しています。

略図で言えば青色のBOX上限で止められた状態です。

理由は

  1. 緑色の蛍光ラインの下降のNによって下降トレンドが継続と判断されて売り圧力が強い。
  2. 青色の蛍光ラインの戻り高値を抜けていないので揉んでいる(戻り高値の上に損切設定している人がポジションを保有したままなので上がらない)

のではないかと、考えられます。

*リアルチャートでではチャネルを下抜けしていますが、すぐに1時間足の押し安値(赤色の水平線)で反発しました。

AUDJPYの実際のチャートを略図のように蛍光ラインを引くとこんな感じになります。

青いBOXを抜けていれば紫色のチャネルラインが成立していました。

チャネルは青色のBOXを上抜けて初めて成立するのですが、成り立ちを理解していれば『赤い三角を上抜けしたら青いBOX上限までロング』『青いBOXは値動きを確認して抜けたらチャネル上限までロング、反落するならBOX下限までショート』のようなシナリオを立てる事もできますので是非覚えてみて下さい。